名古屋・東海ローカルCM 備忘録

名古屋を中心とした中京圏の70年代から90年代にかけて放送されていたCM動画を主に取り上げています。
動画サイトに数多アップされているCM動画を、自分が探しやすくするためのメモみたいなものです。
…のつもりで始めましたが、最近では単なる愚痴や共感を得られるあてもない儚い自己主張の場と化しています。

~At Random~

渚のアデリーヌ



リチャード・クレイダーマンの『渚のアデリーヌ』(作曲:ポール・ドゥ・センヌヴィル)がバックに流れています。私のような昭和50年代に子供だった人間にとっては、ポール・モーリアの『恋はみずいろ』(作曲:アンドレ・ポップ )などとともに、その時代の流行曲というよりも、まさにバックグラウンドミュージックの定番のように感じる曲なんですが、この『渚のアデリーヌ』は1976(昭和51)年に発表された彼のデビュー曲で、このCMの放送当時はまだ発表間もないころだったということになりますね。いまはこうした洋楽のインストゥルメンタル曲が全世界でヒットを飛ばすという現象がなくなったので、今後同じような感覚を得ることはもうないのかもしれません。ちなみに、同じく子供の頃に名古屋のどこかの放送局(東海テレビ?)のミニ番組か何かで使用されていて私の耳に残っていた曲が、大人になってさだまさしさんのシングル『驛舎(えき)』のイントロだと知ったこともありました。



CHEMISTRY



まだ建設途中なのに、その工事現場の前で撮影してCMにしてしまうのも非常に珍しいことなのではないでしょうか。

さらなる衝撃発言…川勝平太・知事、『リニア一段落で辞表』が火に油 「遅らせるのが目的か」「環境問題どうでもいい?」非難殺到(中日スポーツ)

建設途中、といえば、このたびの静岡県の川勝平太知事の舌禍による失脚とリニア中央新幹線事業の今後について、いろいろなことが、いろいろな人によって語られていますが、この問題は案外単純でバカバカしい理由でこじれただけの話です。政治問題だとか環境問題だとか、そんな高尚な理由は関係ありません。単なる私怨です。その代わり私怨は私怨でも川勝氏一人の私怨ではなく、静岡県民の本質的なプライドの高さが、JR東海やはたまた他地域(特に愛知県)への不満となり、その不満に対するある種の「復讐」が川勝氏の手に委ねられていたというわけです。つまり、この問題について静岡県とは縁も所縁もない人たちによる「静岡県民も川勝氏の暴走の被害者である」という無責任な寄り添いは完全に的外れなのです。静岡県民と川勝氏がそれぞれに有していたもともとの気質が融合し、悪い化学反応を起こしてしまっていたといってもいいでしょう。むしろ川勝氏が失脚したところで、静岡県民の不満や恨み・妬みの気持ちは消えるわけではないのですから、この問題、まだまだ続く可能性のほうが高いのではないでしょうか。

ところで、リニア中央新幹線の静岡工区は確かに着工にすら至っていないのですが、実際にはそのほかの工区も大幅に建設が遅れているという指摘があります。遅れているというか、工事がストップしている箇所もかなり多いようです。この件を持ち出してきて、全体的な工事の遅れの責任をJR東海が静岡に押し付けているのだと主張している方もみえます。

「ホンマでっか」出演の生物学者 静岡・川勝平太知事を擁護「リニアは無用の長物」「先見の明があったとなるかも」(デイリースポーツ)

普通に考えて、静岡工区「のみ」全く手つかずなのですから、それ以外の一応着工に至っている区間と同列に考えるのは間違いです。着工に至るまでの段階すら静岡工区だけは踏んでいないわけですからね。我々がマイホームを建てる場合を考えたら合点がいくはずです。家を建てる際、資材も人材も確保できているのに、何らかの事情により柱を一本だけ立てることができなくなってしまったとして、それでもその柱以外の部分は建てられるからとりあえず工事を進めてしまおう、なんてことはしないはずです。とりあえず一旦全体の工事をストップさせるはずです。現に、今回の川勝氏の失脚の報道後、JR東海側では各所でストップしていた工事の推進を発表しました。それは決して偶然ではなかったはずです。

HOYAHOYAな話題



このように、レンズメーカー『HOYA(ホーヤ)』さんのCMに、後半は地元メガネ店の静止画CMをくっつけるという組み合わせを、以前はよく見かけたものです。

「HOYA」と表記されているため、普通に読んだら「ホヤ」でいいんですが、これは実は地名からきている社名でして、現在は西東京市になっている東京都保谷市(ほうやし)が由来です。なので、「ホーヤ」が正しい。上のCMでも、前半の森本毅郎さん出演部分はナレーションも「ホーヤ」と読んでいますが、後半のローカル部分のナレーションは「ホヤ」と言ってしまっています。ま、この場合、実質のクライアントは『いのこメガネ』さんと『メガネのマツバ』さんですので、レンズメーカーの呼び方は二の次ってことなんでしょうかね。

HOYAシステム障害で供給遅延、JINS・Zoffも一部レンズ販売停止…競合他社にも影響(読売新聞オンライン)

その『HOYA』さんがなかなか大変なことになってしまってます。かれこれ1か月以上レンズが供給できない事態に陥っているようです。

眼鏡レンズ供給遅れ長期化へ 東海光学、ニコンに注文殺到(共同通信)

ちなみに、今回名前の挙がっている『東海光学』さんは、岡崎市の企業で国内のメガネレンズシェアは16%。メガネレンズの製造に特化しているメーカーは『東海光学』さんが国内唯一なんだそうです。

気分次第でベーキング



『エースベーカリー』さんですよね?。それとも別の企業?。『エースベーカリー』さんのサイトを見に行ってみたんですが、過去に「エースベーキング」という名称の事業部があったとか、子会社があったとか、そんな記述がないかと探しましたが見つからず。『ス〇薬局』さんと『ス〇ヤマ薬品』さんや、『スパゲティハウスチ〇オ』さんと『スパゲッ亭チ〇オ』さん、みたいな、名前は激似だが全く別の企業、というそんな関係性なんでしょうかね。

チカラのかぎり



『知加羅』さんは現在も企業としては存続していますが、「知加羅」表記の店舗は見かけなくなっています。「チカラ」表記のカラオケ店の業態がメインでしょうかね。

飲み放題2,980円は一瞬安いなと感じてしまいますが、よく考えたらこれ40年前の話です。それを思うと今の飲み放題の一般的な価格ってお値打ちに設定されているんだなと思いますね。

勿忘草



「石川橋」とだけ聞いてどこなんだと思われる方も多いかもしれません。具体的な住所は瑞穂区で、八事街道と檀渓通が交わる交差点の西側にある山崎川に架かる橋が「石川橋」、交差点の名前も「石川橋」となっています。CMに表示される「石川橋ガーデンプラザ」自体は今もありますが、『レザン・ドール』さん自体はこちらにはないようです。近隣に移転し会員制のレストランになっているという情報もありますが、現在も営業されているのかがわかりませんでした。もちろん、『丸栄』も今は無いわけですし、42年の時間が経っているのですから、街の様子が移り変わっていて当然です。むしろこうしてこの映像が残されていなかったら、過去に確実に存在したもの・ことが完全に忘れ去られた可能性があるということになりますから、これは非常に貴重なことなのです。

希望の泡立ち



間違えた。

誰かが不幸になることが希望だという人が多くなりすぎて、世の中に悪い雰囲気を蔓延させているのでしょうね。他人の不幸が蜜の味という人は個人的な希望が叶ったくらいでは満足できないカラダになってしまっているんですよ。

他人と比較し続ける生き方をしている人たちって、私からしてみると体力が有り余っているんだなって思います。はっきり言って私なんか自分のことだけで精いっぱい。そんな余裕ないですから。

ん~満足



レンタルビデオ店という業態がこのころ急速に増えていったことは、家庭用ビデオデッキの普及や、高価だったビデオテープの低価格化など、世の中の状況がガラリと変わったことに起因しています。当時は最先端の業態として、このようにCMも打たれていたのでしょうが、ただそのシステム上、客は借りたはいいが期限までに返却をしないといけないわけで、遠隔地からの客の来訪はあまり想定できないはずです。いくらローカルCMとはいえ、愛知県の隅から隅まで、いや岐阜県や三重県にも放送されるわけで、東海市にあるレンタルビデオ店がCMを打つ費用対効果はどれほどあったのか、非常に気になるところです。

決定権は私が持つ



女性の権利だとか地位向上みたいなものが言われだしたころのCMなんでしょうか。現代では更に「進歩」して、ジェンダーレスなんて言葉も現れ、むしろ社会的性差を取り払おうという声も大きくなってきていますが、その声を盾にして、実際にはパワーバランスの改変が行われているだけだったりする場合も多いような気がしますが。

Lサイズの理由



トールではないですがLサイズを着用することが多いです。それは太っているからだと言われそうですが、実際には中肉中背です。最近の服って元々のシルエットが細身であることが多く、身長で選べばMサイズがちょうどいいはずなのですが、Mを着ると私のような昭和体型の男には肩や腕がピッチピチになってしまうからなんですよね。こんなところでも若い世代とは相容れないのです。

著者近影(ウソ)

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