名古屋・東海ローカルCM 備忘録

名古屋を中心とした中京圏の70年代から90年代にかけて放送されていたCM動画を主に取り上げています。
動画サイトに数多アップされているCM動画を、自分が探しやすくするためのメモみたいなものです。
…のつもりで始めましたが、最近では単なる愚痴や共感を得られるあてもない儚い自己主張の場と化しています。

スギ薬局(スギホールディングス)

ちゃんとあなたと関係したい



ねぎらい…全従業員にボーナス ドラッグストアのスギホールディングス(CBCテレビ)

最後のナレーションは古谷徹さんですね。

医療関係者の方が大変な思いをされていることはわかりますが、ドラッグストアにお勤めの方も、今まで以上にいろいろなお客様に対応をしなければならなくなって、大変になっているというわけですね。こういった労いがないと気持ちがついてゆかなくなりますから、素晴らしいことだと思います。企業がお客様だけではなく、従業員ともちゃんと関係したいという意思の表れでしょう。

ドラッグレース



三河の人は知っている長篠の戦いと忠臣蔵の真実(BEST TIMES)

なぜ浅野内匠頭が、たとえ自らのプライドが傷つけられたからといって、確実に赤穂浅野家が取り潰しになることをわかっていつつ、江戸城松之大廊下で吉良上野介を斬りつけたのかずっと疑問でした。本当の名君であれば、例え自らが犠牲になろうとも、その家が途絶えてしまうようなことも、家臣が路頭に迷うようなこともしないであろう。逆にそれこそが家臣に命を賭けてまで慕われる名君と称えられる由縁になるのではないか・・・と。大体、未だに肝心な「なぜ浅野内匠頭が吉良上野介に斬りかかったのか」という根本理由も判然としていないのです。それなのに・・・。

令和の時代、負けた者は一族が全て離散を余儀なくされる、ということもないのでしょうが、でも水族館の水槽の中を泳ぐいくつかの魚の群れが、いつの瞬間からか纏まって、あたかも元々ひとつの群れであったかのように振舞って大きい群れを形成し続けるような、「企業合併」・「経営統合」はあります。

スギ薬局とココカラファイン、経営統合へ 業界トップに(朝日新聞デジタル)

店舗数では『ココカラファイン』さんのほうが多いようですが、売上高では『スギホールディングス』さんのほうが上回っているため、記事中の順番は必ず『スギHD』さんが先に来ています。ただ、“経営統合” という一見平等を装うワードが躍っていますが、我々中京圏に生を受けた人間からしてみると、近年このワードに騙されて、いつしかアイデンティティを奪われていたという経験を幾度となく味わっているわけです。

現在、ドラッグストア業界の企業規模ランキングの2番手に位置する『ツルハ』さんなどは、私からしてみると、10数年前に北海道へ旅行した際にはじめて知った名前でした。当時、北海道では全域で見かけるドラッグストア(というか、ほぼ「ツルハ」さんしか見かけない)でしたが、それ以外の地では東北地方の一部で見かける程度で、ほぼ全国的な知名度がなかったのに10年程度でこの躍進です。

同じく業界トップの『ウエルシアホールディング』さんも、関東で「ウエルシア薬局(初代)」を展開していた『ウエルシア関東』さんと、静岡で「ウインダーランド」を展開していた『高田薬局』さんの経営統合をきっかけに、その後数多の小規模のドラッグストアを吸収していくことで、現在の規模となってきたわけです。ただ近年は『ツルハ』さんの猛追によりその順位が入れ替わるのも時間の問題と言われていました。

そこへ、この『スギHD』さんと『ココカラファイン』さんの話です。『ツルハ』さんからしてみればあと一歩のところで、違うところから一気に抜かれてしまう形になってしまいます。

こうなってくると、当然のことながらこれがゴールではない、「天下統一」にはならないわけで、今後もこの群雄割拠の状況が続いていくことになるでしょうね。それは中京圏の方々には特に切実に感じられてしまうものなのではないでしょうか。なにしろ、これまであまりにも多くの実例を目の当たりにしてきているわけですから。

著者近影(ウソ)

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