節分と言えば通常2月3日ですが、本年2021(令和3)年の節分は124年ぶりに例年よりも1日早い今日2月2日となります。これは地球の公転周期が完全な一年365日ではないことから生じるズレの解消をするためで、逆に2月4日になる年もあったりなんかするわけです。
ちなみに節分と言えば、最近では「恵方巻」を食べる日であるという印象が強くなっています。そんなに昔ではない時期までは単なるローカルな風習に過ぎなかったものが、いつの間にか日本国民すべてに認知されるような風習へとステップアップしてしまっています。ちなみに今年の “恵方” は南南東ということで、こちらも年によってその方角が移りかわります。
そもそも「恵方巻」って、勝手にそれそのもののことを指しているような気になってしまってますが、よくよく考えてみたらこれ、単なる寿司(巻き寿司)なんですよね。「恵方巻」というのは風習のことを指すのであって、食べものそのものを指す言葉では本来ないのかもしれません。