名古屋・東海ローカルCM 備忘録

名古屋を中心とした中京圏の70年代から90年代にかけて放送されていたCM動画を主に取り上げています。
動画サイトに数多アップされているCM動画を、自分が探しやすくするためのメモみたいなものです。
…のつもりで始めましたが、最近では単なる愚痴や共感を得られるあてもない儚い自己主張の場と化しています。

タキソウ家具

おいでんと言われても



テレビCMで有名、愛知県西三河地区などに大型小売店「タキソウパルクス」などを出店していたタキソウ(愛知県)が破産(帝国データバンク)

愛知県は家具店の多い地域でしたが、昭和のころからCMを流していた家具店の多くが今は失われてしまいました。『タキソウ家具』さんも一旦は民事再生法の手続きを申請し、再建へと舵を切っていましたが、それでも力尽きてしまいました。

割烹着コスプレ



おそらく90年代のCMだと思います。女性が二人とも割烹着姿ですからね。もちろん、当時ですら既に若い主婦の方で割烹着を着ている方はいませんでしたので、あくまで “主婦” の姿の定番として着させられたのでしょうが・・・。

この地方は全国的に見ても大きな規模の家具店の多い地域だったのですが、その隆盛も今となっては見る影もない感じになっています。確かに家具店が多かったのも、他地域に比べたら婚礼に重きを置く文化があったからなのか。しかし「婚礼が派手」だとかいうあのオーバーなイメージは、結局はそうでもないということが広まってからはあまり聞かれなくなりました。でもそう考えると、家具店が数を減らしていったことと、派手な婚礼のイメージが薄くなっていったこととの間に、多少なりとも相関関係があったのかもしれませんね。

おいでんおいでん



「おいでん」は三河弁の代表格ですね。

方言の中には、他地域の人間には全く外国語のようにしか聞こえないような難解なものもあれば、「おいでん」のように、よほどのヘソ曲がりでない限り元の言葉が何か分かるというものまで、様々です。

私はもう何十年もよその土地に在住しているので、子供の頃話していた三河弁は日常話せなくなってしまっています。それでも、たまに名鉄電車なんかに乗っていると、乗り合わせた親子連れなんかが三河弁で会話しているのを聞いたりすると、なんとも言えない懐かしい気持ちになります。話せなくなっていても、心には染み付いているのです。

そういえば、そんな私でも自然に三河弁に戻れる時がありました。飼い猫に話しかけるときです。やはり、子供の頃親が私に話しかけていた言葉が残っていて、そういうときだけ自然に口から発せられるんでしょうね。

著者近影(ウソ)

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