名古屋・東海ローカルCM 備忘録

名古屋を中心とした中京圏の70年代から90年代にかけて放送されていたCM動画を主に取り上げています。
動画サイトに数多アップされているCM動画を、自分が探しやすくするためのメモみたいなものです。
…のつもりで始めましたが、最近では単なる愚痴や共感を得られるあてもない儚い自己主張の場と化しています。

サウンドイン大衆堂

80 → 81



1980(昭和55)年の暮れに放送されたCMのようです。歳末セールと年明け(1981年)の初売りを告知しているわけなんですが。

ただ、同じ年の同じ時期に放送されたと思しき『サウンドイン大衆堂』さんのCMがもう一本。



この二本、告知している内容は全く同じなのに、なぜ2バージョン作られているのか、という疑問がわきました。放送局が違うのか、それとも前者は「全店」と言いながら元旦正午から営業する店のみ表示しているので、それ以外の営業時間の店と区別するために別のCMを作ったのか。ただ、これだと正午以外の時間から営業開始する店のことが告知できません・・・・・・とにかく不思議です。後者のように箇条書きにして全店の営業開始時間を表示した方がよさそうな気がするんですが。

ふくわらい



バックに流れる音楽が、なにげに『ほていや』さんのCMと同じですね・・・。

ところで、いま福笑いをテレビで映しても、これが何なのかわからないという方がいっぱいいるのでしょうね。先日も申し上げたとおり、私の職場の後輩の女性(20代)はCDですらもう使ったことがないのですから・・・。

ほんの30年という年月であまりにも世の中が変わり過ぎてしまっていてもう笑えません。

レベッカは大衆堂の中にいる



すごいのはレベッカのNOKKOさんがナレーションを当てていることです。画は静止画ですが・・・(笑)。なぜこのCMを取り上げたか?、それは昨日の「リバティー」からの連想で、NOKKOさんが思い浮かんだから、という次第です。



「レベッカはリバティーの中にいる・・・からね」

です。

レベッカは1991(平成2)年には解散しているので、最初にあげた『サウンドイン大衆堂』さんのCMは1986(昭和61)年の正月のものということになりますね(1月7日が火曜日となっているので)。あの名曲「フレンズ」が1985(昭和60)年秋のリリースなので、まさにこのCMは人気絶頂のその時に放送されたというわけです。91年解散ということは、本格的な活動の期間は案外短かったということ。この、レベッカの解散直後くらいから、ZARDやDEENなど、ビーイング系アーティストのブームが起こり、それも数年で下火になっていくと、それに取って代わるように小室哲哉さんが手がけるTKサウンドがJ-POP界を席巻していったというわけです。

ベッキーさんの騒動に始まり、いつしか「文春砲」と呼ばれるようになった週刊文春のスクープの数々が、芸能界や政界にさまざまな波紋をもたらしてきました。それでも、今回の小室さんの一件が、なんだか「文春砲」のひとつの到達点というか、潮時だったのではないかと思えます。もちろん、才能があるから許されるとかそういうことではないのですが、小室さんのなさったことが良いとか悪いとかじゃなく、正直、我々読者の側も、なんだかもう白けてきているのです。他人が悪いからといって、それを糾弾することによってすなわち自分自身が浄化されるわけでもないですよね。スピード違反している車を捕まえるために自分がスピード違反をして追いかけているような、今の世の中の雰囲気にそんな矛盾を感じます。

「レベッカはリバティーの中にいる」・・・・いや、全ての人が「リバティーの中にいる」のだと思います。決して「FREEDOM」じゃなく、あくまで「LIBERTY」。

いや、別に、ベッキーさんの本名が “レベッカ” さんだから「文春砲」を持ち出してそれに結び付けようとしたわけではないですよ(笑)。

著者近影(ウソ)

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