名古屋・東海ローカルCM 備忘録

名古屋を中心とした中京圏の70年代から90年代にかけて放送されていたCM動画を主に取り上げています。
動画サイトに数多アップされているCM動画を、自分が探しやすくするためのメモみたいなものです。
…のつもりで始めましたが、最近では単なる愚痴や共感を得られるあてもない儚い自己主張の場と化しています。

トーヨーキッチンスタイル(旧:トーヨー工業)

子供が寝た後で



子供の頃、とりわけ男の子は無邪気なものですので、私の場合も特に気を遣うことはなかったのですが、女の子はやはりおませさんですので、各ご家庭のお嬢ちゃんたちもこういう感じの反応しちゃうんでしょうかね。ただ、私は私で、自分が寝た後に両親が何かおいしいものでも食べてんじゃなかろうか、とは邪推してましたけど。

あなたお願いよ「関」をたたないで



昨日、関市に行ってきました。岐阜県博物館のマイミュージアムギャラリーにて開催されている 『熱虫(ねっちゅう)! 昭和アニメ・漫画コレクション ~大切なものはかわらない~』 を観覧するためにです。

岐阜県博物館のある百年公園の広大さに驚きました。そして目と鼻の先にある大きな『貝印』さんの関連企業の工場も・・・。関は刃物の町として有名で、『貝印』さんのほかにも『フェザー』さんと、刃物を取り扱う有名企業の発祥地でもありますね。





でも、これらの企業は早い段階で、東京や大阪へと本社を移してしまっていて、「関の企業」ではなくなっています。関西の一部の大学などでは、国の主導で、産業が発達していた関西から、東海地方へと企業が移転するよう法整備がなされた、などということを講義しているところもあるそうなのですが、その具体例が実際に思い浮かばなくて・・・そんなことが行われたのなら具体例がすぐに思い浮かんで然るべきなのですが、むしろ関のケースのように、逆に終戦後や高度経済成長期に東海地方の町から大都市に流出した例を挙げるほうが遥かに簡単です。

ただ、上に挙げた企業が、現在のように業界を代表するような企業へと成長したというのも、大都市に本拠地を移したからなのかもしれないですね。それもこれも「歴史のif」に過ぎませんが。

ちなみに、『トーヨーキッチンスタイル』さんも以前申し上げた通り、関市発祥の企業ですね。こちらの場合は上の例とは全く相容れなく、東京でも大阪でもなく同じ経済圏内の名古屋に本社を移転、それも移転の時期は比較的近年です。この場合ですとまた話は別となってしまうのですが、でも関市からしてみれば、本社を置いている企業の流出は大問題であるはずです。

シマウーマン



出ました。ダジャレCMです。

現在は『トーヨーキッチンスタイル』という社名ですが、このCMの当時は『トーヨー工業』という社名だったはずです。岐阜県関市発祥の企業ですね。しかしこのCMのとおり、製品ブランドはすでに「TOYO KITCHEN」を名乗っていました。

「シマウーマン」はあくまでCM上のもので商品名ではありません。「シマウーマン」というダジャレのインパクトで印象が弱まってしまっていますが、商品名は「PUTTO」。“PUT” には、「置く」という意味のほかに、「ある場所に物を移動させて入れる」というニュアンスもあるので、これを「収納」に結び付けているのでしょうね。また “PUTTO” 自体はルネサンス期の幼児像の名称なので、これはこの後の「TOYO KITCHEN」CMにはしばしば幼児が出演していたその伏線でしょうか。

著者近影(ウソ)

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