名古屋・東海ローカルCM 備忘録

名古屋を中心とした中京圏の70年代から90年代にかけて放送されていたCM動画を主に取り上げています。
動画サイトに数多アップされているCM動画を、自分が探しやすくするためのメモみたいなものです。
…のつもりで始めましたが、最近では単なる愚痴や共感を得られるあてもない儚い自己主張の場と化しています。

興和

もう若くない



少し前までは1978(昭和53)年辺りのCMのアップロードなんてあまり期待できなかったものです。やはり当時はまだビデオデッキ普及の少し前という感じで、そもそも録画自体が世の中であまり行われていなかったことから、残されているものも必然的に少ないはずなのです。

こうして令和のいま、画質が良い状態で残されているものを見ると、逆に古さを感じさせないものです。このころ3歳4歳だった私も、今年半世紀生きたことになる。それほど昔の世界が一部でも切り取られ、こうして綺麗な状態で保存されていることに感慨をおぼえます。でも、確かに当時を思い出すとそれほど昔のこととも思えなかったりもして、いったりきたり、不思議な感覚をおぼえます。

森繁さんのセリフにドキッとしました。ここ数日のあいだに立て続けで、ナジャ・グランディーバさんとフットボールアワー後藤さんが今年50歳になることを言っておられるのを聞いて、彼らがもうそんな歳になるのかと人ごとのように驚いていたら、よく考えたら自分と同い年だった、ということがありました。そうして改めて自分の年齢を思い知らされて愕然とするのです。

冬の蛙



名古屋市周辺ですと『青柳総本家』さんのお店の前の可能性もありますけどね。

暖冬だということですが、それにしては寒い。ただそれも、単に私が個人的に年を取って、寒さが身に染みるようになったからとかでしょうかね。気温が下がると訃報も増えますし・・・。

フィニッシュから始まることもある



歌手の小金沢昇司さん亡くなっていた 65歳 のど薬CM「歌手の小金沢くん」で全国区の人気者

記事のタイトルだけを見て、まだお若いんじゃないかと真っ先に思いましたが、65歳。やっぱり若かった。

それまでほぼ無名だったのに、『興和』さんの「フィニッシュコーワ」CM出演で一気にブレーク、という逸話も散々語りつくされてきたことでしたが、もともと演歌の方ですので、活躍のフィールドがその他の歌い手さんやタレントさんとは別になっているために、近年はテレビなどではあまりお見掛けすることもなかった気がします。当ブログで前回取り上げた際も、とある不祥事が報じられたこともあってのことでした。

しかし、たった一本のCM出演が、小金沢さんの人生を大きく変えたのは間違いありません。CM出演がなかったら全く違った人生だったのであろうと思うと、ほんの少し一般の方よりも短かったといえるその人生も、もしかしたら濃密なものであったのかもしれないと思うようにしたいと思います。

・・・訃報が多過ぎです。

キャベジンのにおい



どうしてこんな匂いになったんだろう、ということは、暗にあまりいい匂いではないということを言いたいんでしょうね。指摘される前にこっちから言っちゃえ、みたいな、あとは何かしら苦情のようなものが寄せられてそれに対するアンサーか・・・。

この数年あとに、こんなCMが一世風靡しましたね。



八名さんは「マズイ」と言い切ってしまったわけですが、確かに味がどうにもならないものを嘘ついて「うまい」というわけにもいかないわけですから、それまでは敢えて濁してきたものを逆手にとってインパクトに変えたというわけです。

まいっちゃう



今年の花粉は多いですね。ここ数年は症状があまりひどくなかったんですが、今年はかなり重く症状が出ています。ほんとまいっちゃうんですが、驚くのは鼻だけではなく、顔の皮膚や頭皮まで痒く、敏感になっているということです。

正常な状態



折角の行動制限のない年末なのに、制限はないが不要不急の外出は控えるように求められ、これでは事実上非常事態宣言じゃないか、と言いたくなりますが、相手が自然とあっては仕方のないこと。まぁ、政府の人たちは新形コロナの感染拡大を抑えたい意味も込めているのではないかと思いますが。

・・・ちなみに、

先に寝ててくれた方が気持ちが楽、ってことないですかね。ご主人は。

透き通る声聞かせて



石川優子さんと言えば、チャゲさんとのデュエット曲『ふたりの愛ランド』のヒットが思い起こされますが、このCMのころは随分素朴な感じでかわいらしいですね。昔の『興和』さんのCMって、売り出し中の若手歌手の方が出演されることが多かった気がします。

春の横顔



この「コルゲン鼻炎カプセル」CMでおなじみだった横顔の男性と女性。現在の同製品のパッケージにも、男性女性双方が描かれていますが、今のものは少しソフトな絵柄に差し替わっているみたいです。男性の表情がいかにも鼻炎がつらそうな感じで効果的だったのですが。

グッバイガール



「渡辺桂子」って誰?、と思って調べてみると、TBSのドラマ『乳姉妹』(大映テレビ)で伊藤かずえさんとダブル主演した方だということで。『乳姉妹』は間違いなく全話見たはずなのに、伊藤さんと松村雄基さんの印象しか残っていない(それは大映テレビ作品のほとんどに言えることか?)。早速ドラマの映像を観返してみると、渡辺桂子さんのお顔はあぁそうそうと確実に思い出した。つまり、“松本しのぶ” 役を演じていたのが “渡辺桂子” さんというアイドルの方だったという情報だけが、私の頭の中からスッポリ飛んでしまっていたのです。

しかし、当時小学生だったとはいえ、テレビっ子だった私が、彼女のことを全く記憶していないのが自分でも不思議でならなかったのですが、経歴を見てみたところ、1984年(昭和59)3月デビュー、翌年『乳姉妹』に主演、しかしさらに翌年の春、なんと結婚して渡米してしまうのです。つまり活動期間わずか2年。その頃の私はと言えば、ちょうど愛知県内から他地方へと引越した時期。おまけに転居先はテレビの難視聴地域だったこともあり、この時期1年半ほどの期間、テレビに関する記憶があまりないのです。『乳姉妹』はのちに再放送で観て、その頃には渡辺桂子さんは既に芸能界からいなくなっていた、そんなんだから憶えているわけがない。

その後、彼女は離婚し帰国、本名で芸能界に復帰するも目立った活動もなく再び引退したそうです。CMのバックに流れている曲は吉田拓郎さん作曲の4thシングル「グッバイ・ガール」。これは、暗示か?。

誰だって若い頃はあったし



俳優の船戸順さん死去、82歳…胃腸薬CMで共演の妻の岩井友見さん「心の支えでございました」(読売新聞オンライン)

今も「キャベジン」CMには岩井・船戸ご夫妻が出演されているような気がしていたんですが、いつしかそうでなくなっていたんですね。確かに上のバージョンに映る船戸さんもまだ50代といったところでしょうか。でも、未だに「キャベジン」CMというとお二人の顔が浮かんでくる。それはすごいことだと思います。

著者近影(ウソ)

記事検索
アーカイブ
コメント
カテゴリー
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

アクセス数

    • ライブドアブログ