名古屋・東海ローカルCM 備忘録

名古屋を中心とした中京圏の70年代から90年代にかけて放送されていたCM動画を主に取り上げています。
動画サイトに数多アップされているCM動画を、自分が探しやすくするためのメモみたいなものです。
…のつもりで始めましたが、最近では単なる愚痴や共感を得られるあてもない儚い自己主張の場と化しています。

中部近鉄百貨店(現:近鉄パッセ)

そんな時代もあったねと



いつか話せる日が来る・・・か?

はだか祭 神男決まる 厄を一人で引き受けるとされる大役 今回は女性が初参加(読売新聞オンライン)

女性も参加するから裸ではなくする、というのではなく、女性も男性と同様の格好をすればいいんですよ。迎合するベクトルが逆。

変わりゆく「裸祭り」 犯罪懸念でふんどし着用に女性参加OKも、社会情勢の変化に対応(産経新聞)

早く宝塚に男性が出演できるようにしましょうね。

職場のバレンタイン 約9割「渡さない」 もらう側も感じる負担(毎日新聞)

上のCMに登場する “恐竜” たちの人権無視な扱いより、なぜ女性が男性にチョコを渡さなきゃいけないんだという不満が仇となって、昭和の “悪しき” 風習は歴史の彼方へと消えて消え去ってゆきました。

だから今日はくよくよしないで、今日の風に吹かれましょう。

柳ヶ瀬ブルース



愛知県を題材にしたヒット曲は生まれない、とよく言われます。以前も取り上げた石原裕次郎さんの「白い街」くらいでしょうか。ただ、それも裕次郎さんの作品の中ではあまりパッとしない存在だったりします。

その点、岐阜県を題材とした大ヒット曲は意外とあります。五木ひろしさんの「長良川艶歌」、竜鉄也さんの「奥飛騨慕情」、そして美川憲一さんの「柳ヶ瀬ブルース」が挙げられるかと思います。

美川憲一さん、芸名は岐阜の「三川」由来 柳ケ瀬ブルース秘話「嫌々だから冷めた感じで歌った」(岐阜新聞Web)

美川さんの芸名自体が岐阜由来だったんですね。“美川” とは木曽三川のことだったとは知りませんでした。そしてその岐阜に、美川さんは有名歌手になるチャンスを与えてもらったわけですから、切っても切れない関係なのです。また曲のヒットで、地方都市の一歓楽街に過ぎなかった柳ヶ瀬が、全国的に名を馳せたのですから、その相乗効果は良いこと尽くしです。

そんな柳ヶ瀬に、少し暗い話題が。

「柳ヶ瀬ブルース」ヒットから11年後に開業、「街の誇り」岐阜高島屋が閉店へ(読売新聞オンライン)

これで、岐阜市内から百貨店が姿を消すことになります。いや、岐阜県内に一つも百貨店がないことになってしまいます。上のCMの「岐阜近鉄百貨店(京都近鉄百貨店)」や名鉄の「新岐阜百貨店」、百貨店ではなく専門店ですが「岐阜パルコ」もありましたが、その全てが消滅する(した)ことになるのです。

ただこれは、岐阜に限ったことではなく、東海道沿線のだいたい40万人前後の人口を擁する中核都市では、浜松、岡崎、豊橋、一宮と、同様の状況を見せてきていた(ただし浜松と豊橋は駅に専門店が有)わけで、岐阜もいつそうなってもおかしくない状況だったことは否めません。

百貨店という業態が時代にそぐわないのは間違いのない事実ですが、同時に中心市街地という地域が活気を失っていることもあって、それが卵と鶏の関係よろしく、相互に悪い影響を与え合って共倒れしているのです。

憎い仕打ちと うらんでみても
戻っちゃこない あの人は


良い時代はいつまでも続くわけではないですし、一度失えば戻ってもこないのということが、すでに「柳ヶ瀬ブルース」で歌われていたわけですね。

水掛け論



夏はまだなのに、真夏の気温に梅雨の湿度と、最悪の天候。こう暑いと、オジサンもかわいらしいおねえさん達と一緒に水鉄砲で水を掛け合って、びしょびしょになって遊びたいと思うものなのです。

じぶんのうた



“じぶんのうた” を歌うのも今日が最後です。

ドギモの夏の終わり



跡地利用は「未定」…三重・四日市駅前の商業施設『スターアイランド』 近鉄百貨店が運営から撤退へ(東海テレビ)

一瞬、『近鉄百貨店』さんが四日市から撤退するのかと驚いたのですが、道を挟んで向かい側の『スターアイランド』の “運営” からの撤退ということなんですね。ただ、撤退というと聞こえが悪いですが、建物の所有も身内の『近鉄不動産』さんということで、事実上再開発も視野に入れた撤退ということなのでしょう。

岐阜でも今まさに、以前も話題にした大垣の『ヤナゲン』さんの小売事業からの完全撤退という話がありますが、都市の中心市街地の空洞化はもはや打つ手がないということなのでしょうね。『近鉄百貨店』さんは、名鉄・近鉄名古屋駅再開発事業が行なわれたのちの「近鉄パッセ」の存続に関しても、撤退を匂わせる表明をしていることから、ひょっとすると今後、東海地方における『近鉄百貨店』さんの事業全体について、何らかの見直しが進められるのかもしれません。

未来予想図III



近鉄、名古屋駅前でホテル事業復活へ 高級外資誘致検討(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

これは、近々発表となるであろう名鉄による名駅再開発の情報の一片なのでしょうね。名鉄が名鉄百貨店の存続についてこだわらない旨の発表を既にしていますが、これで近鉄も明確にパッセの撤退を示唆したことになります。名駅地区が活況を呈していると言われますが、あくまでタカシマヤ一強という感じであり、タカシマヤに挑むのは無謀、もしくは善戦したとしても需要の取り合いになるだけという判断なのでしょう。

ただ、ホテルに関しては名鉄も構想を打ち出しており、あの街区に二つも巨大ホテルが要るのか、百貨店以前にそもそもホテル事業が共倒れしないか、心配になります。むしろ、店舗が本店と一宮店だけの名鉄百貨店が撤退、若しくは近鉄百貨店との合同か、近鉄百貨店との事業統合の上、ホテルは名鉄の側が整備するものだとばかり思っていたので、意外でした。

さて、どうなるのでしょうね。全貌の発表が待たれます。

著者近影(ウソ)

記事検索
アーカイブ
コメント
カテゴリー
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

アクセス数

    • ライブドアブログ