名古屋・東海ローカルCM 備忘録

名古屋を中心とした中京圏の70年代から90年代にかけて放送されていたCM動画を主に取り上げています。
動画サイトに数多アップされているCM動画を、自分が探しやすくするためのメモみたいなものです。
…のつもりで始めましたが、最近では単なる愚痴や共感を得られるあてもない儚い自己主張の場と化しています。

メイテツレジャック

ダークな事情



「ありがとう名鉄レジャック」 50年の歴史に幕、「クジャック」は「南の島に帰る」(みんなの経済新聞ネットワーク)

「クジャック」もある程度ダークな雰囲気を醸しているような気がするんですが・・・。ま、それはいいとして隣の「ダアクジャック」、これ「ブラックジャック」という名称のほうが見た目にも合っていますし、なんとなくシャレが利いているような感じなんですが。やっぱり、アチラの方から物言いがつきそうで、だから敢えて採用しなかったのでしょうね。絶対に当初は「ブラックジャック」にしようと思っていたはずですよ。

さよならレジャック



コロナ禍さえ無ければ、今頃名鉄の名駅再開発は始まっていたはずなのです。今回のレジャックの閉鎖も本来なら再開発に伴うものだったはず。しかし、計画の見直しが発表され、新たな指針が発表されないまま、単に老朽化という理由での取り壊しとなってしまいました。なんだか丸栄の時のあのなんとも言えないモヤモヤを再び感じている次第です。

私の中の「ザ・名古屋」と呼べる施設が、また一つ姿を消します。

こどものレジャック・大人のレジャック



「レジャックビル」にあったディスコ『REDIO CITY』のCMです。『REDIO CITY』は、『やぐら茶屋』などを運営する大阪の『大和実業』さんが三大都市に展開していました。

「名鉄レジャック」、老朽化などで50年の歴史に幕 2023年3月で閉館へ 名古屋(CBCテレビ)

幼い頃、「名古屋」という場所があると、名鉄電車の踏切の真ん中に立ち止まって西の方角を見た、まだ名古屋を知らなかった頃の名古屋と、少し成長して、初めて「名古屋」という土地を訪れた頃の名古屋と、大人になって、いつでも「名古屋」に訪れることができるようになって感じた名古屋と、今の名古屋が、私の中で全然違った感覚で捉えられているんですが、「レジャック」に関してはそのうちの最も最初の名古屋の感覚の中に存在していたもので、それがいよいよ無くなってしまうというニュースを聞くと、私の中の名古屋という都市の概念のうち、最もベースの部分がだるま落としのようにすっぽり無くなって、宙に浮いてしまうような、そんな切ない気持ちを感じてしまっています。

再開発に向けた動きの一環か…名古屋駅前の『名鉄レジャック』来年3月末で営業終了へ ビルの老朽化等で(東海テレビ)

東海テレビさんのニュースの捉え方が一番正しいのではないかと思います。一応再開発計画は再検討に入っただけで、再開発自体が白紙化されたわけではないのですから。

確かに、再開発をするなら、驚くような素晴らしいものができて欲しいと思ってしまってもいるわけで、全く勝手なものなんですが。

空気のようにやる



「ワーナー・ブラザース」のロゴを丸パクリしている、との指摘なんですね。WとBで、パロディーとしての拝借だったのでしょうが、今だとアウトになりそうです。

ダンスはうまく踊れない



レジャックだけに、交差点の向こうからナナちゃんにご足労願ったのでしょうか。




・・・ちっちゃ過ぎますって?。

数年後の未来

無題

名鉄の名駅再開発の詳細が公表されるのはいつなんでしょうかね。昨年の年度末に発表されるのかと思いきや、詳細は来年、ということで肩透かしをくいましたが、今回もまた来年とか、そんな風になるのでしょうか。とにかくもう年度末ですよ。

2027年のリニア開業までに、名駅のターミナルスクエア構想とリンクして、名鉄・近鉄の共同改札の設置や、名鉄百貨店本館から日本生命ビルまでの一体再開発をする、というのが大筋の計画で、当然この間にある『名鉄レジャックビル』も建て替えられることとなります。おそらく各機能を南側にオフセットしていくことで、駅や百貨店の営業を維持しながら工事が進んでいくでしょうから、先に南寄りの街区から建て替えをしていき、新しくできた建物に機能を移しながら、最終的に最北の現在の本館や駅部の整理をするというプロセスを経るのではないかと思われます(あくまで個人的妄想です)。与えられた時間はあと10年。栄の中日ビル一棟ですら10年近い工期を見込んで計画が進んでいることを思えば、あれだけの大規模再開発を成し遂げるには早々に着工しないと間に合わなくなってしまいます。それを考えると、我々がその言葉の響きも慣れ親しんでいる『メイテツレジャック』は、近年中には姿を消すことになるのではないでしょうか。

「レジャックが足りません」という事態が、もうすぐそこまで迫ってきているのです。


著者近影(ウソ)

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