名古屋・東海ローカルCM 備忘録

名古屋を中心とした中京圏の70年代から90年代にかけて放送されていたCM動画を主に取り上げています。
動画サイトに数多アップされているCM動画を、自分が探しやすくするためのメモみたいなものです。
…のつもりで始めましたが、最近では単なる愚痴や共感を得られるあてもない儚い自己主張の場と化しています。

カゴメ

もうアニメでいいんじゃない



先日の記事で、この地方の企業でCMにジャニーズ系のタレントさんを起用しているケースが思い当たらないと書いてしまいましたが、リストアップされたものを見ると、やはり数社あるようで、大変失礼をいたしました。

カゴメもタレント起用せず ジャニーズ記者会見踏まえ(共同通信)

その中の一社が『カゴメ』さんでしたが、ただ「契約期間満了まで」としており、即座の打ち切りはないのかもしれません。現に「Travis Japan」を起用したCMは現在も公式で公開されています。

賛否両論渦巻いていますが、やはりこればかりは性犯罪が絡んだ “事件” である以上、企業側がリスクを回避するのは当然のことと思われます。確かに私も、所属タレントさんの活動が脅かされるようなことがあってはならないと思いますが、そもそもその原因が事務所の設立者、代表にある以上、マスコミや企業がバッシングされることのほうがよほど理不尽に感じます。タレント個人を応援するのではなく、所属事務所への応援を重きに置いているファンの存在にも懐疑心を覚えますね。それって本当のファンなのかと。

もう各企業の皆様には、CMには生身の人間を起用せず、アニメーションにしたほうがリスクは回避できますよ、と言いたくなってしまいます。

彼女、誰だろう



ほんと、誰だろう?。アイドルに詳しい方ならすぐにわかるのでしょうか?。1980(昭和55)年のCMですから43年前、当時十代後半だとして現在60歳に近い年齢になっておられるのではないでしょうか。髪型も服装も時代を感じさせないものですので、映像の比率だけ考えないようにすれば令和の今でも十分通用しますね。かわいい方です。

ほんと、彼女誰だろう?。

クローズアップ・ローカル



以前、同じシリーズとして制作されたであろう "豊橋編" を紹介しましたが、今日取り上げるものは常滑での撮影。『カゴメ』さんはこのCMの当時、既に全国的な企業へと発展を遂げていましたので、こういった一般の方を出演させる形式のCMを制作するのであれば、全国に出向いてすればいいのにと思うんですが、逆にそれを思うと、もしかしてこれは「全国的に事業展開している企業が、この地方向けに制作したローカルCM」なのか?と思った次第です。

ソースはやっぱりカゴメ



昨日は、明石家さんまさん出演の「コーミケチャップソース」CMを取り上げましたが、こちら「カゴメソース」CMには東のお笑いの雄、萩本欽一さんが出演しています。

萩本欽一 新型コロナ感染で入院 持病、高齢考慮「念のため」11日発熱→陽性(デイリースポーツ)

年齢を考えるとドキッとしましたが、事務所の発表では症状もひどくはないとのことで少し安心です。

100年の半分



48年前のちょうど今頃放送されていた「カゴメミカンジュース」CMです。すごい昔のCMだと思っていたら、自分と同い年だった。

史上最悪「千日デパート火災」 よみがえる50年前の記憶 人の落ちる音、見覚えのある縫い目のズボン…社会に刻まれた教訓(関西テレビ)

「祝う気半々」「復帰あってこそ」 県民の思いさまざま 沖縄復帰50年(時事通信)

50年という言葉で見るとどえらい昔だなと思うんですが、でも自分の年齢とさほど変わらないことに気づくとそんなに前のことじゃないような気がしてくる。でも更に、自分の年齢が50にほど近いことに気づいて愕然とするわけです。

気持ちと感覚が行ったり来たり・・・。

小学生の常識



今日は「こどもの日」。

1984(昭和59)年の「カゴメケチャップ」CMに、海老名美どりさんと一人の女の子が出演していますが、このお子さんは峰竜太・海老名美どり夫妻の実際の長女、下嶋生(うぶ)さんかと思われます。1977(昭和52)年生まれとのことですので、当時7歳ということで大体一致します(ただ、もう少し上の年齢にも感じられますが)。「小学生の常識です」というセリフから考えると、園児であるのに小学生と名乗らせる必要もないので、実際に小学校1年生だった可能性が高いですね。しかし、最初の無邪気なセリフに続く、「小学生の常識です!」の詰め寄り、そしてそのあとにカメラ目線で見せる笑顔と、なかなかの芸達者だと思います。さすが芸能一家のお子さんだと思わせてくれますが、現在は一般人となられているようです。

バリバリ回復



このCMの43年後、こんな感染症が世界中を混乱に陥れ、それにご自身も感染するようなことになろうとは思ってもみなかったことでしょう。

新型コロナ感染の榊原郁恵、満面の笑みで仕事復帰「カラダが喜びで満ち満ちております」(スポーツ報知)

無事回復されたのも、「カゴメトマトジュース」を飲んでいたからかもしれません・・・と思ったら、実は郁恵さん、トマトジュースが苦手とのこと。だからCM中、飲んでないんだ。

ソースはカゴメ



うちの家ではずっとカゴメソースを使用していたのですが、うちの母は必ず「ソースはカゴメ」と言いながら食卓に上げていました。このCMがその原典だったんですね。

赤いキッス



またも訃報です。最近本当に多いですね。昭和の時代から多くの偉大なお仕事を成し遂げてこられた方々が、そのような年齢に達してこられているということなのでしょう。

小林亜星さんと言えば、ご自身もタレントとして活動し、昭和のアニメーション関連の楽曲を多く作曲された方であるという印象もあります。そして、CMソング作曲家としても非常に多作で、且つその作品の多くが現在でも使用されているケースが多いのが特徴です。「積水ハウスの歌」「ファミリーマートのテーマ」「日立の樹」などは現在でも当たり前のように耳にしますし、『日本生命』「モクセイの花(木犀の花)」、『明治製菓』「チェルシーの唄」、『ライオン』「ブルーダイヤ」、『雪印乳業』「ネオソフト」など、今でも放送されているんじゃないかと思えるほど印象的なCMソングを数多く世に送り出してこられました。先日、当ブログでも取り上げました『新興産業』(この地域では『名古屋新興』名義)CMもそうでしたね。

そして、本日取り上げます『カゴメ』さんの「トマトケチャップ」CMのために制作された「赤いキッス」。これも小林さんの作品でした。この曲も、バージョンを替え、長きに回って使用されました。

小林さんの生み出した作品の、一体どれだけ多くが私の頭の中を占めているのだろうと思うと、改めて残念な気持ちが募るのと同時に、感謝にも似た感情も覚えます。今後、私自身もこの命が尽きるまで、彼が生み出したメロディーを、これまでと同様、何気なく口ずさんでゆくことでしょうから。

ふりむいて豊橋の主婦たち



『カゴメ』さんのCMと言えば、当然全国的に放送されるものがほとんどですが、以前取り上げたアマチンさん・山田昌さんご夫妻出演のCMのように、ご当地であるこの地域限定のCMも制作されていたりします。

上のCMは『カゴメ』さんの1979(昭和54)年に放送されたCMですが、豊橋にてロケがされています。吉田城の鉄櫓と吉田大橋をバックに豊川河畔に主婦の皆さんを集めての撮影ですね。もちろん、ご当地企業が地元でCMのロケをおこなったからといって、すなわちこれがこの地域限定のCMだということにはなりません。昭和の時代は、地方で一般人の人にインタビューする形式のCMがたくさん制作されていました。『豊年リーバ』(のちに『日本リーバ』。現『ユニリーバ・ジャパン』)さんの「ラーマソフト」(現在は『J‐オイルミルズ』にブランド譲渡)CMは、押阪忍さんが全国各地に出向き、地元の主婦の方々に実際にラーマを塗ったパンを一口試食してもらったうえでインタビューをする「奥様インタビュー」が定番でした。



また、昭和40年代中期には、ハニー・ナイツが歌う「ふりむかないで」にのせてやはり全国各地に出向き若い女性の後姿を追う『ライオン油脂』(現『ライオン』)さんの「エメロン」CMも大ヒットしました。



この「エメロン」CMは、のちに商品が「(エメロン)アクアミー」とリニューアルしたのを機に、石坂浩二さんが全国各地で若い女性の髪の水分量を計測しながらインタビューをするというCMに移行しています。



昭和の時代は、このような実際の顧客(になりうる一般人)の声を直に取り上げる形(体)のCMが多かったわけで、おそらく上の『カゴメ』CMもそれに倣って制作されたものではないかと思われます。そのロケ地がたまたま地元の豊橋だった、というだけで、実は他の都市のバージョンもあるのかもしれません。

でも、この後連続して同じシリーズのCMがもう一本流れるのですが、このロケ地が常滑なんですよね・・・。

著者近影(ウソ)

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