「歯は命」というコピーで有名だった「トライデントシュガーレスガム」は、『ワーナー・ランバート』社(当時)の商品ですが、これらは「アダムス」というブランドで販売されていました。『ワーナー・ランバート』社と『名糖産業』さんは合弁企業『名糖アダムス』社を設立し、製造部門を持たない『ワーナー・ランバート』社へ製品をOEM供給していました。つまり、「アダムス」ブランドのお菓子は愛知県生まれだったということになります。
30日から「番水制度」による農地への給水開始 愛知・豊田市の取水施設大規模漏水問題(中京テレビNEWS)
今回の問題は明治用水に限ったことではなく、どこでも起こりうることで、それがたまたま明治用水の取水地点で起こってしまったということも言えるかと思います。しかし、ひとたび同様なトラブルが起こってしまうとその影響は甚大になることも同時にわかりました。ましてや国内トップクラスで工業も農業も盛んなこの地域においては顕著です。「命の水」は実際の生命にかかわるだけではなく、産業の生 “命” 線でもあるわけです。
「まず現場を見ないとダメ」川勝知事 6月6日に田代ダムを視察へ リニア工事に伴うJR東海の水の全量戻し案を受け(静岡県)(静岡放送(SBS))
なんと、これまで十数年に亘り “独裁政権” を謳歌してきたと言える静岡県知事が、自ら「命の水」であると言ってきた大井川上流のダムの状況に関して、これまでの在任期間中において全く把握していなかったということが、本人の口から明らかにされました。それなのに、当の静岡県民たちは何ら反応を示していません。大井川の水問題を、リニア新幹線の建設を阻止する口実のトップに掲げてきたのにも拘わらず、です。
静岡県知事、そして、彼を熱烈に支持する静岡県民にとっての「利水」とは、静岡県知事の出身地の言葉を借りて言えば
「リニア新幹線へのイケズのために水を利用してきた」
ということだったわけです。