名古屋・東海ローカルCM 備忘録

名古屋を中心とした中京圏の70年代から90年代にかけて放送されていたCM動画を主に取り上げています。
動画サイトに数多アップされているCM動画を、自分が探しやすくするためのメモみたいなものです。
…のつもりで始めましたが、最近では単なる愚痴や共感を得られるあてもない儚い自己主張の場と化しています。

敷島製パン

50年前のクリスマス



私のような、人生の折り返し地点をとうに過ぎたようなオジサンでもまだ生まれていない1973(昭和48)年の「シキシマパンのクリスマスケーキ」CMです。「シキシマ」名義ということは首都圏での放送を録画したものでないということがわかりますね。ただし、この地方で放送されたものでもないようです。

やっぱりシキシマ



90年代初頭の「ソフト&ソフト」食パンのCMです。当然この製品は、われわれにとっては『敷島製パン』さんの製品であるという認識ですが、このCMの最後には「Pasco」とのみ表示されていることから、このCMは関東地方にて放送されたものだということがわかりますね。ただ、CMに映っている製品には「Pasco」ではなく、赤い「シキシマパン」のマークがプリントされていることから、最後のロゴ表示以外は単に「シキシマパン」名義のCMの流用であったことも同時にわかります。

あ、そういえば、今日は『Pascoプレゼンツ 新天才クイズ ~2023 夏~』の放送日だった。すっかり忘れてました。夕方の2時間くらい愛知県内に滞在していたんですが、昼間は別の地域にいたため、頭を過りもしなかった。

でもいいです。今は「TVer」で、全国のどこにいても視聴できますから。
(でも、権利関係が厳しい映像などは、配信番組だと黒画面に差し替えられちゃったりするので、やはり本放送を視聴するのが一番なんですが)

余計なこと



河村市長、干し柿かぶりつくパフォーマンス…生産者「侮辱された」岐阜・美濃加茂市議、同席市長批判(岐阜新聞Web)

文字の色を干し柿色にしてみました。余計なことかもしれませんが。

金メダルを噛んだのがなぜ批判されたのかというのは、そもそも「他人のもの許可もなく噛んだ(傷つける・不衛生)」「メダルは口に入れるものではない」からで、今回の干し柿は、「河村氏に進呈されたもの」「干し柿は口に入れるもの」である以上、メダルの時と同じ指摘は当たらないのです。

コオロギ食の議論過熱 パンやせんべい、給食まで…!? 根強い拒否感に専門家は「嫌いな人は仕方ない」(まいどなニュース)

嫌がる人の口の中に無理矢理コオロギを入れたのだとしたら批判されるべきです。コオロギの粉が混入する可能性のある工程で全てのパンが製造されたら批判されるべきです。いや、小麦粉の代替品としてすべてのパンがコオロギ粉で製造されなくてはいけない世の中になったとしたらそれは抵抗しましょう。

しかし、気に食わないという理由だけで批判し、それどころか虚偽の情報まで流布し、企業に打撃を与えようとする、果ては世の中から排除しようとする動きまで見られるのは、異常です。狂気です。

薄っぺらい常識や正義を盾にしているだけで、回転寿司店でイタズラ行為をしてそれを動画投稿して喜んでいるおバカさんと、全く同じ脳みその持ち主なのでしょう。歪んだ思想で行われる歪んだ行為は、それこそが余計なことなのであって、他者に向かって余計なことだと糾弾するだけの正当性はないはずです。

令和に復活



落語家の林家こぶ平(現:正蔵)さんが、「シキシマ Pain de Paris」CMに出演されていました。なぜ彼がシキシマパンのCMに出演していたのか?、それにはわけがあります。1994(平成6)年から2004(平成16)年にかけて、敷島製パン提供・中部日本放送制作の長寿クイズ番組『天才クイズ』の4代目司会者として出演されていたからです。

その『天才クイズ』が、本日午後1時よりCBCテレビにて『Pascoプレゼンツ 復活!天才クイズ』と銘打って一日だけ復活します。

伝説の番組「天才クイズ」の令和版が27日復活 MCに「スピードワゴン」井戸田潤と小沢一敬(中日スポーツ・東京中日スポーツ)

以前、一度復活した際(『Pascoプレゼンツ オトナの天才クイズ』)にも当ブログにて話題にさせていただきましたが、あれからもう6年も経っているなんて驚きです(というか、当ブログも6年前からあるということなんですよね・・・)。前回の復活スペシャルの際には、3代目司会者だった斉藤ゆう子さんがチラッと出演されたり、天才博士の声が本放送当時と変わらない鎌田吉三郎さんによるものだったりと、『天才クイズ』を見て育った私にとっては大変感慨深い放送でありました。果たして今回も何か懐かしい場面なども織り交ぜられるのでしょうか。今回のスペシャルのMCを担当されるスピードワゴンのお二人も愛知県出身で私と同世代ですし、やはり子供のころは『天才クイズ』を見て育ったのではないかと思われます。

今回は前回の復活版の時にはなかった『Locipo』での配信もあり、私のような他地域在住者でも視聴することができます。地元を離れて暮らしておられる当時子供だった方々にもぜひ視ていただけたらと思います。

Money Laundering



※本日のこの記事に敷島製パンさんはほぼ関係がありません。とばっちりです。

田口容疑者「自己破産」でも免責なしか 4630万円誤送金問題 「毎月5万円ずつとしても70年以上」「実刑3年も」若狭弁護士(夕刊フジ)

昔、上岡龍太郎さんが板東英二さんから「〇〇パン、買え」(「〇〇製パン」社の株を買え、という意味)と言われて、「なんで買わなきゃいけない?」と尋ねたところ、「今買えば必ず儲かるから」と言われたので、「だったらキミが株を買うて、儲かった分をボクにくれたらいいがな、必ず儲かるんやろ?」と返答したというエピソードを思い出しました。

他人の金を(たとえそれが不法なやり方だとしても)一時的に占有して、その金を元手にして得た利益は、得た人間の利益になる・・・のだそうです。なかなか腑に落ちない話ですが、よくよく考えたら年金の運用って、まさしくそれと似たようなことが行われているわけなのですよね。で、焦げ付いたときは元手を払った人の元に損だけが返ってくるというわけだ・・・。

良い子趣味の子科学の子



この歌、懐かしいですね。

以前、こちらの記事(ぱんまつり - 名古屋・東海ローカルCM 備忘録 )にて、シキシマパンの歴代プレゼントキャンペーンについて取り上げましたが、この1988(昭和63)年春のキャンペーンは抜けていました。

CM中、キャンペーンの名称が明確に示されていないのが不思議な感じですが、ハーブかメダカがそれぞれ2000人に当たったみたいですね。某社の同様のキャンペーンが、パンを購入する主婦向けのものであるのに対し、こちらは完全に子供向けに特化しています。ハーブが趣味、メダカが科学、ということのようですが、ハーブを育てるのも科学ですし、メダカの飼育は趣味の一環とも言えるでしょう。ただ、この頃は他の意味を持たなかったこの二者も、のちの時代には、違法ハーブの問題が取りざたされるようになったり、メダカに関しては外来種が在来種を駆逐したりするなど、それぞれが持つイメージが、純粋に子供向けにはなり得なくなってしまったきらいがあります。

東のPasco・西のシキシマ





しかしこの頃になると、シキシマ名義のほうにもPascoの名が冠されるようになっていますけどね。

私が気になっているのは、もっと以前、つまり昭和の時代などは関東向けのCMはどうなっていたのであろうかということです。

いつのまにかPasco



このバックに流れている音楽が懐かしい。

「パスコオーチャードとカプリーナ」・・・・・・言われてみれば確かにこの当時からパン以外のシキシマ製品に “パスコ” の名が添えられていましたっけ。でも、まさか関東地区へは「シキシマパン」名義ではなく「Pasco」名義で進出していたなんて思いもよらなかったものですから・・・。

麦の唄



『敷島製パン』さんは今年創業100周年を迎えます。

つまり、1920(大正9)年創業ということになりますので、第一次世界大戦が終結した直後からある企業ということになります。・・・とは言いつつも、第二次世界大戦ですらもう75年以上も前の話ですので、100年も前の話となると、私自身教科書の中に記述されている史実を話しているような感覚に苛まれるのですが・・・。ただ、同じ年に創業した有名企業は他に『日立製作所』『マツダ』『スズキ』などがあるそうです。

今回取り上げたCMは1984(昭和59)年当時のもので、単体の商品CMではなく、企業CMという形になっているものです。太陽が育てた麦を自分たちの手で購買者の喜びへと変えていくことが “シキシマパン” の使命であると歌われて(謳われて)います。2014(平成26)年に放送されたNHK連続テレビ小説『マッサン』の主人公のモデルとなった『ニッカウヰスキー』創業者、竹鶴政孝がスコットランドに滞在してウイスキー造りの基礎を学び、そこで出会ったジェシー・ロバータ・カウンと結婚したのも1920年とのこと。ウイスキーの原料の多くは麦ですので、あのドラマの主題歌には『麦の唄』(作・中島みゆき)というタイトルが与えられたというわけです。この頃にわが国にもたらされた麦を原料とした製品が、改良を繰りかえしながら、100年後の現在まで変わらず私たちの舌を楽しませているということは、その時間の膨大さを合わせて考えると非常に感慨深いものがあります。

ちなみに、『敷島製パン』さんとともにわが国の三大パンメーカーの一角である『フジパン』さんも再来年同じく創業100周年を迎えるそうで、愛知の製パン事業は歴史に裏付けられた着実な隆盛によって現在の地位を獲得していることがわかりますね。

100日後に死ぬ



27年前。既にメディアに登場していたワニくんをご覧ください。

漫画「100日後に死ぬワニ」 急加速する恋と進むカウントダウン(ねとらぼ)

そして27年後。100日後を迎えた日、確かに告知通りワニくんは死ぬのでしょう。ただ、果たして死ぬのはワニくん一人だけなのか?。

我々も、いや、この地球という星自体が、滅亡したりして。それがこの連載漫画の本当の結末なのかもしれないよ。

著者近影(ウソ)

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