名古屋・東海ローカルCM 備忘録

名古屋を中心とした中京圏の70年代から90年代にかけて放送されていたCM動画を主に取り上げています。
動画サイトに数多アップされているCM動画を、自分が探しやすくするためのメモみたいなものです。
…のつもりで始めましたが、最近では単なる愚痴や共感を得られるあてもない儚い自己主張の場と化しています。

両口屋是清

ドラえもんに捧ぐ



ドラえもんの誕生日は、2112年9月3日。つまり89年後の今日。おめでとうの気持ちを込めて名古屋銘菓「千なり」をプレゼントしましょう。どこへ送ればいいんでしょうか。テレビ朝日?、小学館?。現在の連絡先が判らなくても大丈夫ですよね。だって彼はタイムマシンを持っているのだから。

確かに、89年後は随分先ですし、私もおそらく生きてないでしょう(当たり前)。でも、89年後にドラえもんができているのか、タイムマシンが実用化されているのか、と考えたら。到底無理そうですし、逆に残された時間が短く感じるようになり、未来は遠ざかりました。

両口屋是清捕物控



「両口屋是清」の和菓子をだまし取ったなどの疑い 転売目的か 外国籍8人の男女逮捕(メ〜テレ(名古屋テレビ))

「大江戸捜査網」ならぬ「大名古屋捜査網」といったところでしょうか。

しかし、老舗中の老舗『両口屋是清』さんが、外国人によるサイバー犯罪に巻き込まれるなんて、またその犯人グループの摘発に一役買うなんて、時代は変わったというか、本当に変な世の中になってしまったという感覚を特に感じさせられますね。

オジサン心と秋の空



映像が乱れている。
でも30秒版は貴重過ぎる。
でもやっぱり映像が乱れているのは惜しい。
でもすごくいい。

春の季語



入学試験
卒業
入学


春の季語です。

新型コロナで9月入学・新学期 首相「前広にさまざまな選択肢」(産経新聞)

いつ収束するのかわからない。だから、いつ学校を再開できるのかわからない。そもそも、9月に収束する保証はなく、それどころか1年以上かかるのではないかとまで言われているというのに、どうして9月に再開することに決めてしまいたいのでしょう。

いや、今年だけの特例措置というわけではなく

学校9月始業論 橋下氏は「今がチャンス」尾木ママも支持も…「議論の時間ない」の慎重論も(デイリースポーツ)

欧米諸国と足並みを揃えられるようにするため、恒久的に9月始業制へと制度を変えてしまおうとする動きを見せている人たちがいます。新型コロナ蔓延への対策を講じようとしているはずなのに、目的がすり替えられています。

オンラインで授業を再開するから9月に再開できるのだ、とのことですが、だったら9月開始に限定せずに準備ができ次第再開したらいいのです。むしろ、時間の猶予がないと言いつつ9月再開に焦点を定めて準備をするのもおかしな話。中には9月始業制への移行を「悲願」とまで言っている識者の方がいて、元々は本年度の授業が全く行なえていないという一時的で喫緊な問題を回避するための方策を議論していたはずなのに、ここぞとばかり国の制度を恒久的に変えてしまおうとする動きは、どさくさ紛れ以外の何物でもありません。昨年にもオリンピック開催に合わせ欧米に倣ったサマータイム導入の動きを見せた一部の人たちがいましたが、どうもこのテの “政治的思惑の亡霊” が隙をついてちょいちょい湧き上がってくるから困りますね。

意地の悪いことを言えば、9月始業制をとっている欧米諸国が、もし新型コロナがこのまま収束をせず年を跨ぐようなことになったとして、いま日本で沸き起こっているような年度変わりの時期まで変えてしまおうとする動き・・・つまり、9月始業制を4月始業制に変えようとなんてするのでしょうか。万が一そうなったとして、日本が欧米諸国に合わせて無理矢理9月始業制に変更した途端、今度は欧米諸国が新型コロナ対策で軒並み4月始業制に変更してしまった、などとなったらもはや笑えない顛末ですね。

1月~3月までの、降雪で交通機関が止まりやすい時期に入試するよりも、季節的にも受験生ファーストであるとおっしゃっていた方もいましたが、日本で梅雨時から盛夏にかけて受験するのだって今は相当過酷で、もし本気で受験生の過酷な試練からの回避を目指したいのであれば、日本の四季を考慮して、入試は春か秋にすべきというのが筋でしょう。どうせ制度をガラリと変えてしまうのですから。


ちなみに

花盗人

これも春の季語です。春の花があまりにもきれいで思わず枝を折って持ち帰ってしまった人のことを指します。枝を折ることは許されないことであるというのを大前提としつつ、それでも花を美しいと思ってとった行動を風流と捉える文化、それが日本の文化です。果たして、中国由来のコロナ禍を取っ掛かりにして、日本の春の風物詩が変わってしまうようなことが近い未来、本当に訪れるのでしょうか。

この広い地球にはもっと知りたいことがある



結局、昨日は名古屋へと向かったわけです。

以前も申し上げたように、私は30数年前に長久手の某大学病院(名前を伏せなくても該当する病院はひとつしかありませんが・・・)に入院・通院していたことから、本地ヶ原から四軒家付近の出来町通が懐かしいのですが、それこそ30数年ぶりにふとこちらを通ってみようと思い立ち(単に高速料金を浮かせる目的もあったのですが)、瀬戸の方から名古屋市内へ入りました。これが思いのほか混んでいて、栄に着いたのが丁度14時45分ごろとなってしまい、結局のところ横井則子さんの出演されているパートはおよそ半分程度しか見ることができませんでした。

ただ、以前から疑問であった下の『野外民族博物館リトルワールド』のCMソング(=3代目?のサウンドロゴ)はどうも彼女の歌唱であるようだということと、


(↑昨年の5月27日に取り上げています)

こちら、あの「オリエンタルグアバー」CM、


(↑昨年の2月19日に取り上げています)

「♪WE 缶 DO」でおなじみだったこのCMは、河原龍夫さんと横井さんお二人で歌われていたものだということを知りました。確かに、改めてよく聞くと河原さんだけの声ではなく女性の声も聞こえています。

あと、弥富又八さんご出演のパートも拝見しました。

昨日取り上げた『アピタ・ピアゴ』さんの「ドラゴンズ朝市」CMや『ナガシマジャンボ海水プール』CMはわかるのですが、最後に歌われたのがなぜかこちら、





静岡県内にしかないレストラン『炭焼きレストランさわやか』のCMソングでした。これを “♪名古屋は栄のど真ん中” 久屋大通公園で歌っても、案の定誰も知りません(“♪静岡呉服町名店街” なら良いのでしょうが・・・)。どうしてこれをチョイスしたのかこれだけは逆に疑問が残りました(笑)。

ともかく、マニア(=変態)である私にとっては手羽先よりもメインのイベントであったことは間違いありません(ちゃんと手羽先もいただきましたが)。あと、こういったCMソングに関してはやはり表になっていないような事柄も多くて、知られていないようなこともまだまだ多いということも感じました。

ともかく、猛暑の中皆様お疲れさまでした。

つめたくておいしい



猛暑を越えて、一気に酷暑となっています。まさに水ようかんの季節になりました。

とはいえ、私は好きで年中水ようかんを食べるのですが・・・。そもそも全体的に「あんこ」で構成されたお菓子が好きなので、ようかんやきんつばとか、ああいう感じが好きなのです。逆に皮が主張する最中とかはあまり好みではありません。

こちらのCMソングも、この地方を代表するCMソングですよね。幾度か新しいバージョンが製作されて放送が継続されていましたが、それでも90年代の終わりごろにはこの曲も聞かれなくなってしまったでしょうか。今の20代くらいの方だとひょっとしたら聞いたことすらないという方もいらっしゃるのでしょうかね。

ちなみに、インターネット上で、同じく両口屋是清さんの「をちこち」のCMソング(サウンドロゴ?)に関する記述をよく見かけますが、私には全くそれに関する記憶がないのです。一度、聞いてみたら思い出すものなのか、それとも本当に一度も聞いたことのないものなのか、気になって仕方ありません。どなたかお持ちではないでしょうかね。


どんなにどんなに時代が動いても、ふたたび



両口屋是清、名駅に「和カフェダイニング わらん」 アルコール楽しめるメニューも /愛知(みんなの経済新聞ネットワーク)

『両口屋是清』さんと言えば、言わずと知れた老舗和菓子店ですが、このように和菓子の世界を超えた新業態の店舗を、話題の新スポットにオープンさせるようになるというのも、時代の流れでしょうかね。

ちなみに上のCMは80年代に放送されていたもので、私にとっては懐かしい雰囲気でたまらないものです。老舗菓子店のCMですので、どうしてもこのように厳粛な雰囲気のものが多かったですが、以前も取り上げた『備前屋』さんの「あわ雪」CMと同様、どうしてもその厳粛さが、人によっては不気味な映像として感じられてしまうこともあるようです。特に最近の若い世代の方々にとっては。

私の場合、こういう雰囲気に慣れている世代なので、厳粛さを不気味だとかは感じないのですが、逆に、80年代以前のニュース番組のオープニング映像などは私には怖かったですね。今では考えられないですが、当時のニュースのオープニングは、まるで戦争でも起きそうな、「風雲急を告げる」的な映像・音楽のものがほとんどだったのです。

この地方限定のものとしても、真っ赤な画面に深刻な音楽を伴った『中日新聞ニュース』や、ラッパがけたたましく鳴り響く『東海テレニュース』など、心がざわついて夜にトイレに行けなくなるようなものばかりでしたが、これが当時まだ世の中の中心にいた戦争を知っている世代の方々にとっては、特に感じるものでもなかったようです。これは、このような雰囲気を伴った映像に、当たり前のようにずっと触れてきていたからでしょうね。

さて、2017年の現在。世の中はここにきてにわかにキナくさい雰囲気が漂ってきました。ただ、ニュース番組は全体的に昔と違って、穏やかさやおしゃれな雰囲気を前面に出して、昔のように人の心をざわつかせるようなことはありません。でも近々、実際に我々が、街の中で聞くことになるかもしれない「J-ALERT」の警報音は、わざと人の心に不安感と深刻さを与えるように作られているみたいですね。これが流れることが極々異常な事態であるということ、いや、起こらずに済むことが正しいことなのであるということを祈らずにはいられません。

この件に関しては「時代の流れ」などとは口が裂けても言いたくはありませんので。


あく&みき 2nd



以前、紹介したCMとは別バージョンです。こちらは2番を使用しており、内容も四季を歌った2番の歌詞とリンクしている上、ちょうど中秋の名月から冬の雪原と今の時期向けとなっていますね。おそらく季節に合わせて放送されていたのでしょう。いずれにしろ、豪華な制作陣に、手をかけて制作されている、ローカルCMにしてしまうには勿体ないものですが、それでも老舗菓子店のCMだからこそふさわしいと感じられます。

をちこち



東海地方に生まれ育った人なら誰しもがCMソングを口ずさめる『千なり』『水ようかん』のCMが印象的な「両口屋是清」様。数々の有名なお菓子を世に送り出されている中で、商品名こそ誰しもが知っている『をちこち』ですが、CMに関してはあまり印象にないですよね。これは偏に『をちこち』のCMには印象的な“歌”がなかったからではないでしょうか。そういう意味でやはりCMソングって重要ですし、ローカルCMに関しては広告宣伝という本来の役割を超えて、その地方に住む人たちだけで理解しあえる共通認識となることから、地域文化の一端を担っていると言えます。

“あく” “みき” 挑戦



『千なりわらべ唄』
阿久悠 作詞/三木たかし 作曲


このCMソングの生みの親はあまりに偉大すぎる二人の御仁だったのですね(汗)。まさに和菓子業界の老舗が取り持った昭和のヒットメーカーの共演(競演)と言えます。


お二人がタッグを組んだ作品としては他に、

『コーヒーショップで』 『みずいろの手紙』 (あべ静江)

『津軽海峡・冬景色』 (石川さゆり)

『追憶』 (五木ひろし)

『思秋期』 (岩崎宏美)

『北の螢』 (森進一)
 

そして

『ふり向くな君は美しい』 

そう、あの「全国高等学校サッカー選手権大会テーマ曲」です。


ヒットメーカーとして、我々の身体のすみずみにまで染み込む昭和の流行歌の数々を生み出してこられたお二人も、すでに鬼籍に。そして、この『千なりわらべ唄』は我々東海地方に生まれ育った人にだけお二人が残してくれた、貴重な遺産だと言っても過言ではないでしょう。

著者近影(ウソ)

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