名古屋・東海ローカルCM 備忘録

名古屋を中心とした中京圏の70年代から90年代にかけて放送されていたCM動画を主に取り上げています。
動画サイトに数多アップされているCM動画を、自分が探しやすくするためのメモみたいなものです。
…のつもりで始めましたが、最近では単なる愚痴や共感を得られるあてもない儚い自己主張の場と化しています。

2019年02月

20 Minutes



1985(昭和60)年当時は「名古屋から50分」だったものが、以前も話題にした通り、90年代初頭になり『ホテル花水木』さんのCMでは「名古屋から車で30分」と表示されるようになります。ほんの数年の間に20分も所要時間が短縮されたことになります。つまり、この期間に名古屋高速が東名阪自動車道と接続されたことがわかりますね。ちなみに、現在の5号万場線にあたる名古屋西JCT - 白川間が開通したのは1986(昭和61)年10月27日 とのこと。

「笹子と同構造」の東山トンネル、天井撤去工事を公開(朝日新聞デジタル)

東山トンネル区間の全面開通は更にのちの2003(平成15)年です。それなのに、この区間にいたってはもう構造の見直しを図らないといけなくなっているなんて・・・。名古屋圏の高速道路は、首都圏・大阪圏に比べて反対運動が激しかったために地下区間が多く、建設費用もかさんでしまっているそうです。その上、このように地下構造が故の余計な出費にも見舞われているわけで、もどかしい限りですね。先日も大高線を利用したのですが、東山線が通行止めになっている影響か、いつもより若干混雑していました。

ちなみに、通行止めは昨日の24時ちょうど(つまり28日0時)で終了しています。

全裸の男



以前『クレールワンダーランド』さんのCMに半裸の男女が出演しているとご紹介したのですが、これは全裸のようです。おまけに・・・野外です。

証拠映像以外の何物でもないですが、もう時効です。

素朴な疑問



ドンキ化進行中 ユニー店舗、生鮮品扱わず、品数2割増(朝日新聞デジタル)

それって最早、ただの「ドンキ」なのでは?・・・。

またひとつ



岐阜・大垣の百貨店「ヤナゲン」、閉店へ 53年間営業(朝日新聞デジタル)

「ホームセンターの方じゃないか」というご指摘の声が聞こえてくるようですが・・・。でも、“ヤナゲン”
の名を聞くと反射的にこの「♪ヤ・ナ・ゲ・ン」の歌声が頭の中によみがえってきちゃうのです。

私は愛知県出身ですので『ヤナゲン』さんに直接の思い出があるわけでもなく、あくまでCMなどでその名を知るのみなのですが、以前も申し上げたように、「ぎゅーとら」さんは知らなくても「ドミー」さんなら判る、「サンヨネ」さんは知らなくても「ヤナゲン」さんなら判る、これはやはりCMが放送されているか否かに尽きるのです。

ホームセンター事業も既に無く、スーパー事業からもその名が消え、最後に残っていた百貨店事業の火が消えることになったというわけです。『サークルK』、『丸栄』、そして『ヤナゲン』。小売業が厳しい状況なのはこの地方に限ったことではないはずなんですけどね。

The Sense of Mission



最高家賃164万円のマンション 名古屋の「ヒルズ」(朝日新聞デジタル)

地元に残り、地元から大きくなってゆきつつ、地元の活性化を考える姿勢。この地方の企業には今まであまり見られなかった方針だと思いますし、これはとても素敵なことです。



先日の中日ビル建替の記事で、中日新聞さんの社長も「地域の活性化」が「最重要の使命」だとおっしゃっていましたが、他の大都市圏では当たり前におこなわれていることですし、このような考え方がもっともっと浸透していけばいいなと思います。

ネズミに取って代わったネコ



このCM、土曜日の深夜に名古屋テレビでよく見かけた印象です。

『ドラッピー』さんは、元は、日本でも世代を問わず有名なイタリアの人形劇「トッポ・ジージョ」をキャラクターに据えた、その名も『トッポジージョ』というゲームセンターだったものが、そもそも不許可でのキャラクター使用だったために、急遽店名変更されたものです。詳細はわかりませんが、おそらくこのサングラスをかけたチョイ悪なネコのキャラクターが「ドラッピー」ということなのでしょうね。

QUARTER



半額だなんて嘘だ~!。



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半額どころか、実質、相場の4分の1の価格じゃないか(笑)。

脊髄反射



同じ日に出た、同じ場所に関する話題の記事です。

名古屋・栄の明治屋ビル、年内に解体へ 再開発は未定(朝日新聞デジタル)

「ザ・リッツ・カールトン」が名古屋に進出(中部経済新聞社)

明治屋ビルの解体が判明したのでそれを記事にしようとしたのですが、なぜ解体されるのかは双方不確かな情報ではあるがわかっていたのでしょう。まだ出す段階ではないと思った朝日と、スクープにした中経。単にその違い。ただ、朝日の記事だけを読んだ人たちは、ここぞとばかりまた栄の凋落を語っている。

昨日はこんな記事も・・・。

「名古屋の原宿」、名大生もう使わぬ?見えた意外な結果(朝日新聞デジタル)

これは、原宿に比肩するという意味ではなく、あくまでなぞらえているわけで、「どこが原宿だよ」とか言い出したら “東洋のホニャララ” とか “日本のホニャララ” なんていう譬えに対して全て否定してまわらないといけなくなります。ぜひ “戸越銀座” にも「銀座の足元にも及ばないだろ」と言ってきてください。逆に笑われるのがオチでしょうけど・・・。あと、 “名古屋の原宿” なんて呼ばれていないと言っている方がやけに多いですが、80年代は実際原宿にたとえられていたと思います。手元にある本(「名鉄沿線ガイド」日本交通公社刊)でもそれに類する記述があります。山田邦子さんの「KUNY」をはじめ、酒井法子さんの「NORI-P-HOUSE」や、田代まさしさんの「MARCY'S」など(←深い意味はありません)、いわゆる “タレントショップブーム” などもあって、原宿が圧倒的なネームバリューを持っていたのは80年代なんですから、その当時を例に挙げて語らなければ意味がないと思うのですが、自分の知っている時代や感覚でしか発言できない視野の狭い方が多い気がしますね。

極上の翼 ~ Imperial Wing ~



『インペリアルウイング八事迎賓館』

CMも頻繁に放送されていたので、私のようなよそ者でもその存在を知っていました。“高級住宅地・八事” に、“迎賓館” があるのですから、それはそれは高級感にあふれた場所なんだろうと。

それでも、いつしか無くなってしまっていたみたいで。

場所としては、「八事フランテ」さんの北隣ということでよかったですかね。今ではマンションになっていてその痕跡は全く残されていません。

それなのに、現在でもインターネットで「八事」+「迎賓館」で調べると、全く別の、それも2ヶ所の結婚式場がヒットする。

ひとつは『アーヴェリール迎賓館』さん。「イオン八事店」さんから西に少し離れた豪邸の立ち並ぶ住宅地の一角にあります。あともうひとつは、地下鉄鶴舞線八事駅に直結した「サーウィンストンホテル」さんの中にある結婚式場が『八事迎賓館』を名乗っています。ただ、こちらに関しては公式サイトにはその名称での記述が無く、なぜか結婚式場情報サイトなどでしかその表記を見かけないというなんとも不思議なことになっています。この二者には関係性が無く、たまたま近い名称になったようですが、何か八事には “迎賓館” を引き寄せる力でもあるのでしょうか。

べっ・ぴん・しゃん



昨晩の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ)にて、過去から現在に至るまでの成人誌の歴史について取り上げられており、この中で「デラべっぴん」(英知出版刊)が取り上げられていました。

あ、誤解なさらないでください。別に私はここで成人誌について熱く語ろうとかそういうわけではありません。番組を見ていてふと思ったのですが、このタイトル、「デラ」はおそらく「デラックス」の略だと思われるのですが、ただ、通常「デラックス」を「デラ」と略して頭に冠するということはあまりなく、これはやはり名古屋弁の「でら~」(=どえらい)から着想されたものではないかと思います。

あと、「べっぴん」。この「べっぴん」(=別嬪・別品)という言葉は通常、関西弁であるかのような印象がもたれてしまっていますが、もともとは豊橋のうなぎ店から発祥した言葉であるというのが最近の定説です。

つまり、「デラべっぴん」とは、尾張と三河が合体したタイトルだった・・・まさに、愛知県。





・・・だからどうした、と言われたらそれまでです。

著者近影(ウソ)

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